佐藤光雄の切り絵日記

オリジナル切り絵創作活動を記載

北斎の富嶽三十六景「神奈川沖浪裏」の下絵

葛飾北斎が最近人気ですね。テレビでもよく取り上げられています。その代表作「富嶽三十六景の神奈川沖浪裏」はGreat Waveと呼ばれて海外でも高い人気です。そこでこの作品を切り絵にしようと思ってまず下絵を描きました。これはB4サイズでJR東日本大人の休日趣味の会の学習用です。実際は自分ではこれより少し大きい作品を制作の予定です。

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「松本城」の切り絵を制作中

先ごろ長野県松本市を訪ね、国宝松本城に行ってきました。そこで撮ってきた何枚かの写真をもとにして「松本城」の切り絵制作に着手しました。下絵描きが終わり現在はカットの作業に入っています。細かいし大きめの作品なので、かなり時間がかかりそうです。毎日少しずつやっていますので、完成は10月末かな。写真の右上部にあるのが使っているカッターです。

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角田市郷土資料館のスケッチ画

最近は切り絵の制作が多くてスケッチ画を描くことはほとんどなかったのですが、今回久しぶりに角田市の郷土資料館をスケッチ画で描いてみることにしました。やはりサボっていたので腕が落ちているようです。次は建物ではなく自然風景のスケッチに挑戦します。

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長野県小布施町で北斎に触れる

切り絵に通じるところもある「版画、浮世絵」が大好きです。特に葛飾北斎の作品が好きで、前から北斎館がある長野県の小布施町に行きたいと思っていました。今回その小布施に行って、岩松院と北斎館を見学してきました。北斎は80歳を過ぎてから小布施の豪商である高井鴻山に招かれて、小布施でいくつかの肉筆画を制作しています。一つは岩松院の天井画である「大鳳凰図」で、他には祭屋台の天井画である「鳳凰図と龍図」そして「男浪と女浪の図」(これは北斎館にある)です。下左写真は「男浪図」と「女浪図」をつなげました。

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仙台市一番町で切り絵体験教室を実施しました

2017年8月30日の10時半から、仙台市一番町フォーラスそばにある「ライフスタイルコンシェルジュ(清月記経営)」において、切り絵の体験教室を実施させていただきました。参加者は18名です。会場スタッフの方々のご協力をいただいて進めました。体験の進め方は3段階で(1)解説と切り方練習(2)アサガオの切り絵制作(3)数種類の中から選択した切り絵制作、です。全員が(1)と(2)を完了して次に(3)に取り組みましたが、これを完成させるには時間が不十分でした。

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「4頭の虎」 切り絵をつくりました

私の切り絵作品は、その多くが風景や建物です。今回は虎を題材にした切り絵をつくりました。元デザインは、私が集めている中国せん紙からです。こういった題材も作品にすればなかなか面白いです。

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仙台市一番町にある清月記のスペースで切り絵を展示

仙台市一番町フォーラスの近くにある、(株)清月記の経営する「ライフスタイルコンシェルジュ」という場所(2階)に、私の切り絵作品12点を展示させていただいています。展示期間は8月26日から9月14日まで。

そして8月30日には同じ場所で「切り絵体験教室」を開催します。皆様に切り絵の面白さを体験していただけるものと思っています。

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親子で切り絵体験教室

先日、大河原町にある「ミライズ」において、親子で切り絵の体験教室を実施しました。昆虫や動物や花の簡単な切り絵セットを準備して、制作方法を指導しながら「切り絵」を体験していただくというものです。6人が参加してくれました。まずは基礎練習をしてから、自分の好きな題材を選んで制作します。できた作品は持ち帰ることができます。

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ウチワ用切り絵「ハス」を制作しました

暑い夏には「ウチワ」や扇子が似合います。自分なりのオリジナル切り絵を貼ったウチワを制作しました。題材は「ハス」です。花よりも葉がメインの作品です。ウチワの表と裏の両方に色違いで貼り付けました。表は普通の緑系統色ですが、裏は青系統色にしました。

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夏といえば、「花火」の切り絵を2点

夏といえば「花火」ですね。私はこれまで数点の花火に関する切り絵を制作していますが、その中から2点をここに紹介します。本当はもっともっとたくさんの火花が出るのですが、なかなかそこまでは無理なので「デザイン」的なものにしました。

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NHK朝ドラ「ひよっこ」似顔絵切り絵

現在放送中のNHK朝ドラ「ひよっこ」は視聴率が高いようです。私も毎日が日曜になったので毎朝見ています。つっこみの部分もありますが、素直に楽しませていただいています。そこで有村架純さんと沢村一樹さんの似顔絵切り絵にチャレンジしました。結果は、残念ながらちっとも似ていません。難しいです。

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東京銀座「歌舞伎座」の切り絵紹介

私は、東京にある各種の建築物も気に入って、いくつも切り絵作品にしています。その中から「歌舞伎座」を紹介します。今では新しく改築された建物になっていますが、改築されると知って「その前に」と思って制作した作品です。

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宮城県伊豆沼のハス

冬には白鳥の飛来で有名な宮城県の伊豆沼は、夏には一面にきれいなハスの花が咲きます。数年前の夏に伊豆沼に行ったときは、舟に乗ってハスの大きな葉とピンク色の花の間を進む経験をしました。ハスの実も初めて見ることができました。その時に制作したのが、この切り絵作品です。

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白黒の切り絵「天鏡閣」を紹介

福島県猪苗代町にある「天鏡閣」は、見事な洋風建造物です。国指定の重要文化財であり、有栖川親王殿下が別邸として明治41年に建てたものです。その天鏡閣を切り絵に制作したのはずいぶん前になりますが、これまでこの作品は一度も展示公開したことがありません。600✖400と比較的大きな作品です。11月の角田市民文化祭で初めて公開の予定です。

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切り絵「仙台東照宮」を完成させました

制作の着手から1か月かかりましたが、ついに切り絵「仙台東照宮」を完成させました。これは10月の「東北の建築を描く展」に出品するための作品です。出品しても入選から外れれば展示されませんが…。サイズは横480✖縦350ミリです。色彩は金色と緑色で構成しました。屋根の実際の色は緑ではないですがあえて緑に。

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